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Interview

事業アイディアがなくても社長になれる!日本FCファンド宮嵜氏に聞く起業の成功確率を上げるメソッド

2022.08.04

社長になりたい気持ちさえあれば、誰もが挑戦できる、社長輩出プロジェクト「CEOオーディション」。ビジネスアイデアはなくても「熱意」と「強い意志」だけあればエントリーできる、まったく新しいカタチのビジネスコンテストだ。

今回は、CEOオーディションのパートナー企業「日本FCファンド」で代表取締役を務める  宮嵜太郎氏にお話を伺った。同オーディションでプロデューサー(審査員)を務める宮嵜氏が「CEOオーディションにかける想い」や「社長になりたい人にFCを勧める理由」、「日本FCファンドが思い描くCEOオーディションの未来」について語る。

宮嵜 太郎氏

1980年福岡県生まれ。24歳の時に豆腐の移動販売会社「株式会社豆吉郎」を開業資金10万円で創業。フランチャイズモデルで全国展開し、売上100億円(グループ会社累計)を達成、全国最大の移動販売組織を構築・運営する。36歳の時に西日本新聞社に全株式を売却後、都内のベンチャーキャピタル企業参画を経て2021年、自身の経験を活かし、フランチャイズに特化した「日本FCファンド」を設立。

起業家に成長機会を提供する日本FCファンド

私たちはFCビジネスを手がける会社です。FCビジネスでは、すでにあるブランド名や看板の使用、商品やサービス、経営者になるためのノウハウなどの提供を受けられるため、事業立ち上げや経営もスムーズに行える特徴があります。

そして最大の特徴は、ビジネスモデルが不要となる点です。そのため、必要なのは熱意とやる気。今回の「人は誰でも社長になれる」をコンセプトに掲げるCEOオーディションとは、かなり親和性が高いものになっています。

ー-宮嵜さんは、これまでいくつものFCビジネスを成功させています。ぜひ、ご経験を当オーディションのプロデューサー(審査員)として存分に活かしていただければと思います。簡単に宮嵜さんのこれまでの経緯を教えてください。

会社を成長させる方法はたった3つだけ

私が起業したのは24歳の頃。豆腐の移動販売を行う、藤吉郎(後に豆吉郎に変更、を創業しました。しかし最初の14年間は鳴かず飛ばずで売上が立てられなかったんです。赤字を補うため、古紙回収業や造園業などさまざまな事業を行いました。

そんなときにフランチャイズ(FC)という仕組みに出会いました。29歳を迎えた頃、本格的に豆腐の移動販売のフランチャイズ展開をスタートし、広島県や福島県など全国各地に50ヶ所以上の事業所を開設。フランチャイズにしてからの4年間は、右肩上がりに事業が拡大していきました。

そのとき会社を大きくするには、主に3つの方法しかないことに気がついたんです。まずは1つ目は、自力で大きくしていく。この方法は、自分の商才だけで壁を乗り越えていかなくてはならないので、難しい。仕事を任せられる人材が集まらなかったり事務や営業、経理などをすべて自分で行わなければならなかったり、誰もができることではありません。

2つ目はM&A。事業を回収したり業務提携したり既存の魅力的なサービスを買い取るカタチですね。売り手が見つからなかったり多額の資金が必要になったりとさまざまなリスクがあります。「期待していた利益を見込めなかった」「シナジーを得られなかった」など失敗はできれば避けたいものです。

そして3つ目がフランチャイズ。フランチャイズは、事業を継続するうえでリスクが低く、既存のブランド力を活用できるのでPRにかけるコストも少なくて済みます。また研修や事業のノウハウ、マニュアルなども用意されているので、失敗するリスクが少なくて済む。また、開業資金や突出した詳細もそこまで必要ありません。実際周りの会社でも、フランチャイズ化したことで、大幅に事業を拡大したケースをよく目にしますね。

ー-フランチャイズを知ったキッカケを教えてください。

当時は、それがフランチャイズという認識はなかったんです。最初は、「同じチームから社長をたくさん輩出すれば、強い集団を作っていけるのでは?」という思いつきでした。よくよく考えたら「これってフランチャイズなのでは?」と。それからは業務委託や個人事業主を集めて、強いビジネス集団を作っていきました。

ノウハウと人が繋がれば、事業は格段に成功しやすくなる

ー-最初からフランチャイズとして始めたのではなく、強いビジネス集団のカタチを追い求めていった結果、フランチャイズになっていったと。

そうなんですよ。最近、急激に伸びている飲食店とかフランチャイズの形態をとっている場所も多いですよね。私が始めた当時は、まだフランチャイズということになじみがなく、少し怪しいイメージだったんです。今は、だいぶ見慣れてきてクリーンな印象になりましたね。実際、フランチャイズといえば、本部が1人でいいとこ取りする場合もあったようですが、最近は少しずつ改善されてきているように感じます。

一般的に会社は経理や財務などやらなければならないことが山積みで、リソースが足りていないのが現状です。

フランチャイズの場合は必要なノウハウやスキルは全部共有します。だから自分自身は基本営業に専念できる。企業が長い年月をかけて培ってきたものを伝承していけるっていうのは、本当にありがたいことなんです。

今回のCEOオーディションも合格者も同じですよね。必要なリソースや環境を用意してもらえる。つまり、私たち日本FCファンドとCEOオーディションのコンセプトは通じる部分が多いんですよ。私たちも、社長に必要なスキルは「人間性」や「協調性」「相手の気持ちになって考えられること」だと考えています。あとは感謝の気持ちを持つことですかね。

ー-お話を伺っていると、本当にCEOオーディションのコンセプトと合致している部分が多いと感じました。では、今回CEOオーディションにプロデューサー(審査審)として参画した理由を教えてください。

一言でいえば、「面白そう」と感じたからです。これからの時代、社長になることを薦めるよりも、まずは社長という仕事を知ることが大切だと考えています。今回のCEOオーディションは、そういった面でも良い機会になるはずです。CEOオーディションが、今後どういう風に大きくなっていくのか。今から私たちもワクワクしていますから。

ー-今回、日本FCファンドが参画したことによって、多くの挑戦者に対して社長になれるチャンスを提供することが可能となりました。FC社長枠の特別賞も設けられ、社長になれるチャンスが大幅に広がったように思います

そうですね。私たちは、副賞として、FC加盟金の最大半額を支援、経営相談などをご用意しております。また、希望者の方には全員に対してFC本部選びもサポート。フランチャイズで事業をする場合、本部を選ぶことは重要な要素ですから。というのも本部によって、契約内容や対応に差が出てしまうんです。悪気はなくても説明不足や誤解させるような言い回しをしてしまう本部も少なからずあります。

だから、本部選びをサポートさせていただく際は、私たちも自信を持っておすすめできる本部をご紹介します。その際には、加盟金の30〜50%を投資または融資もさせていただければと考えています。ほかにも加盟予定の運営側に対しての相談や交渉も私たちが間に入って円滑に進むようにサポートしていきます。

ー-かなり手厚いですね。では、フランチャイズで社長になるのと普通に起業して社長になるのでは、どういった違いがあるのでしょうか。

まずは、やっぱりビジネスモデルがなくても社長になれることでしょうかね。既存のビジネスモデルやスキル、ノウハウを使って起業するわけですから。アイデアがなくて行動を起こせてない人は、ぜひ挑戦してほしいと考えています。間違いなくなんらかの道が拓けるはずです。

また、FCの場合、孤独ではないので、成功した施策や失敗談なども頻繁に共有されます。だから、普通に起業するよりも失敗する確率が低いんですよ。こういった点もフランチャイズ社長の魅力だと思います。一度フランチャイズで事業を成功させた方は、ほかのジャンルのFCを何個かされる方も多いですね。

ー-失敗のリスクが少ない分、挑戦のしやすさもあるわけですね。最後に応募を検討している方にメッセージをお願いします。

とにもかくにも、まずは応募してみてほしいですね。いろいろな方と会って実際に話してみる。そのあとで、どうするかを考えてみたら良いと思います。CEOオーディションの空気間や熱量みたいなものを、直接体感してみるのが一番だと思います。

応募することで損をすることはありませんから。皆さんとお会いできるのも楽しみにしております。

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