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Interview

「コーチングで誰もが自分らしく生きられる世界を実現したい」合格者・井上 岳さん

2022.11.19

社長になりたい気持ちさえあれば、誰もが挑戦できる、社長輩出プロジェクト「CEOオーディション」。熱意と強い意志さえあればエントリーできる、今までにない新しいカタチのビジネスコンテストです。

今回は、CEOオーディション合格者の井上 岳さんに「エントリーしたきっかけ」「理想の社長像」についてお話を伺いました。

井上岳氏

兵庫生まれ兵庫育ち(地元は有馬温泉)。1993年生まれ。ベトナム大好き。新卒でwell-beingの実現を掲げる大手人材企業に入社5年目、主に外国人採用の戦略立案を担当。2019年からベトナム法人の立ち上げに携わり、現地代表として駐在。2022年2月に退社後、フリーランスとしてコーチングやオンラインサロン運営サポートなどに注力。シェアハウスやゲストハウスのアンバサダー契約で転々と旅するように暮らす。

誰もが自分らしくありのままに生きられる社会を実現したい

現地の大学での日本語授業やベトナムから日本への採用サポート業務を行っていた。

ーーまずは、井上さんのこれまでのご経歴を教えてください。

新卒で大手人材企業に入社し、外国人採用や採用戦略の立案を担当。その後、現地責任者・現地法人代表としてベトナム法人の立ち上げに携わりました。前職を辞めた3ヶ月後の2022年5月からフリーランスでコーチングを行っています。

ーー人事からコーチングトレーナーに転身されたんですね。ベトナムではどういったお仕事をされていたんですか?

現地の大学に通う学生を対象とした日本語授業や、ベトナムから日本への採用サポート業務です。

やりがいはありましたが、現地の責任者として働くなかで感じたのは、意思疎通の難しさ。

価値観や働き方の違い、現地での慣れない生活など日本で同じ業務を行うよりもスムーズにいかない場面が多く本当に苦労しましたね。「仕事を頑張れば、人生は豊かになるのだろうか」と考えるようになったのもこの頃からです。

ーー現地法人の代表になることに不安はなかったのでしょうか?

不安はあまり感じませんでしたね。初めての海外旅行先がベトナムだったので、大好きな場所で働けることにワクワクしていました。

その後、現地のビジネスが軌道に乗った2019年に帰国。日本に帰ってきた直後、社内研修で受けたコーチングに興味を持ちました。コーチングの魅力に惹かれ、コーチ専用の無料営業勉強コミュニティ「ライフセールスラボ」を運営している、かねコーチ(兼若勇基さん)のコーチングスクールに入学。

コーチングスクールでの学びを通じて、自分がやりたいことやコーチとして何をすべきかが明確になり「誰もがありのままに生きられる社会を実現したい」と強く思うようになりました。

ーーそして、2022年1月に独立されたんですね。

そうですね。2022年に、旅人向けコーチングサービス「POLIGHTS(ポライツ)」を立ち上げました。21世紀型グローバル人材を目指すオンラインコミュニティPOOLOに所属する旅好きのコーチ仲間5人と始めたサービスです。

1泊2日の旅×コーチングのリトリートプログラム「コチトリ」。自然豊かな環境で自分自身と向き合う時間や仲間との出会いを提供している。

POLIGHTSでは、「“自分の人生を愛する”世界へ」をミッションに掲げ、1泊2日の旅×コーチングのリトリートプログラム「リトリートプログラム(コチトリ)」の企画立案やオンライン実施の「キャリアゼミ(Our Being Labo)」など、旅×コーチングを融合したサービスを展開をしています。

このほか、ワークショップ・セミナーや自己分析や転職活動支援を行うキャリアコーチングサービスなども行っているので、受講された方々が自分と向き合うきっかけになれば嬉しいです。

ーーベトナムでの経験が活きていると感じるのはどんな瞬間ですか?

困難な壁にぶつかったときですね。物事をポジティブに考えられるようになったと思います。ベトナムでは、会社立ち上げ責任者と現地法人代表を任されていました。ゼロから会社を作るのと社内で新規事業を立ち上げるのではワケが違う。

定款を作成したり、ミッション・ビジョン・バリューを考えたり、会社設立の準備から事業開始までに至る全ての手続きを自分で調べながら進めました。勉強しながらやるしかなかったので、メンタルが鍛えられたと思いますし今の仕事にも活きています。

私がCEOオーディションにエントリーしたのも、コーチングを通じて「誰もがありのままに生きられる社会を実現したい」という思いからでした。今は個人事業主というカタチですが、やっぱりいつかは自分の会社を持ちたい。

そんなときにたまたま知ったのが、CEOオーディションでした。以前通っていたコーチングスクールの講師 兼若さんが、「井上くんに合いそうだし、チャレンジしてみなよ」と誘ってくださりエントリーすることにしたんです。

ーーありのままの自分?

ありのままという言葉だけを聞くと、少しチープに感じてしまうかもしれません。私が今まで担当したコーチングで一番多い悩みが、「本当の自分がわからない」というものです。

例えば、職場での自分、恋人といるときの自分、家族と過ごしているときの自分、1人でいるときの自分というように、相手によって無意識に自分を演じてしまう人は意外と多くいます。人前での自分と本来の自分の差を縮めることが、心の豊かさや幸せにもつながるはずです。

壮大な話になりますが、コーチングを通して、自分の気持ちに正直に生きられる社会を実現していきたいですね。そのためにも、僕自身がありのままの自分を好きでいたいと思います。

ーーどんな社長になりたいですか?

私が憧れている社長3名の魅力を全部兼ね備えた社長になりたいです。

  1. コンサルで叩き上げられた逆算思考とアクションの速さ
  2. 泥臭くトライ&エラーを繰り返し、決して諦めない粘り強さ
  3. 自分のリズムを守りつつも、Win-Winを常に考える思いやりを大事にする

「CEOオーディション Challenge Stage」を終えた感想

当日は、どんな方々が参加されるのかとにかく楽しみでした。いざオーディションがはじまってみると、驚きの方が大きかったですね。他の参加者のプレゼンがチラッと見えたのですが、具体的な事業アイデアを考えている方もいれば「社長になりたい!」という思いの丈をぶつける方もいて、本当にさまざまでした。

出資するかどうかを当日その場で判断するということを私は当日に理解したので、もっと事業寄りのプレゼンをすればよかったとも思います。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

ーーCEOオーディション、お疲れ様でした! オーディションはここで終わりましたが、 井上さんのこれからのご活躍を応援しております。

「CEOオーディション Challenge Stage」の詳細はこちら

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