社長 になりたい 気持ちさえ あれば、誰もが 挑戦 できる、社長輩出
今回は、CEOオーディションの パートナー企業「株式会社Helte」で 代表取締役を 務める 後藤学氏にお 話を 伺った。同オーディションで アンバサダー&プロデューサー(審査員)も 務める 後藤氏が「CEOオーディションに かける 想い」や「海外から エントリーする メリット」を 語る。
後藤 学氏
1991年千葉県生まれ。幼少期は、カメラマンの母の 影響で アメリカと 日本を 行き 来する 生活を 送る。大学進学後は ワシントンへの 留学、 インドへの 交換留学も 経験。在学中に 同時に30ヶ国を 放浪。卒業後は、自動車業界を はじめ、製造・流通業界などで ITコンサルタントとして 活躍。その 後、2016年3月に 株式会社Helteを 設立。現在は、「分断の ない 活力の ある 社会を 創る」という ビジョンを 掲げ、日本に 住む高齢者と 海外で 日本語を 学 ぶ 若者を マッチング、世代を 超 えた 異文化交流の 機会を 提供する「Sail(セイル)」を 運営。
CEOオーディションと Sailの 共通点
斎藤 悠輔氏
1991年秋田県生まれ。獨協大学在学中に学生居酒屋経営、世界の 大学と おふくろの 味巡りの 旅で 協賛180万円を 募り 世界一周。笑屋株式会社に 入社後、同窓会幹事代行事業の チームリーダーとして 過去最高益の 業績に 貢献。2017 年 からは 株式会社LIG に 入社 します。記事広告制作 ディレクターを 担当 。2019 年 からは 笑屋株式会社 に 新規事業 の マネージャーとして 入社 します。事業戦略立案 ・ 営業戦略立案 ・ブランディング 戦略 など 多岐 にわたる 業務 に 従事 。2022年、大学業界の 発展を 加速させることを ミッションに、株式会社Unitransを 創業。CEOオーディション実行委員会では マーケティング・パートナー担当。
斎藤:今回、CEOオーディションの パートナー企業に 参画してくださったわけですが、もともと 株式会社Helteは、「日本で 働 きたい」「日本語を 使って 仕事したい」といった 海外の 方を 応援する「Sail夢プロジェクト日本語 スピーチコンテスト」を 開催しています。
後藤:そうですね。全世界を 対象とした オンライン日本語 スピーチコンテストで、大賞を 受賞した 方は、日本への 渡航費・滞在費を 当社が 負担するというものでした。
後藤:もともと Helteは、日本語での グローバルコミュニケーションアプリ「Sail」を 運営する 会社です。Sailは パソコンを はじめ、スマートフォンや タブレットを 使って 海外の 方が 日本人と 交流 できる サービス。ユーザーのなかには、日本で 働 きたい、日本語を 使った 仕事がしたいと 考 える 方も 多 くいます。
斎藤:「Sail夢プロジェクト」を 開催することで、その 夢を 応援したいと。「Sail夢プロジェクト」について もう 少し 詳 しく 教 えて ください。
後藤:参加者は、3つの ステージに 分 かれた 選考を 受けていただきます。第一ステージでは30名、第二ステージでは10名、最終ステージでは1名が 選 ばれます。
斎藤:仮に 大賞を 獲得 できなくても 参加することで 得 られる
後藤:おかげさまで「Sail夢プロジェクト」は、80ヶ国以上から1, 600人の エントリーが ありました。せっかく 参加していただくのですから、仮に 受賞 できなくても「何かを 得てほしい」という 気持 ちは 強 かったです。
斎藤:今回の CEOオーディションも 国籍や 世代を 問わずに 出場者を 募集しています。私たちも「参加してもらうことに 意味を 持 たせたい」想いが強 いので、「Sail夢プロジェクト」とも 共通する 部分が 多そうです。
株式会社Helteが CEOオーディションに 参画した 理由
斎藤:今回、CEOオーディションに 参画 くださった 理由を 教 えて ください。
後藤:国籍や 民族などを 問わず、誰もが 夢に 挑戦 できる 環境は、絶対に 必要なことです。それが 実現 できる 社会に なることが 僕の 理想でも あります。
後藤:僕自身、特別な 環境や リッチな 家庭に 生まれたわけでは ありません。それでも 応援してくれる 方や 僕の 想いに 賛同してくれる 方と 出会 えたおかげで、こうして 事業を 立 ち 上げて 会社を 経営 できている。機会と 環境さえ あれば、誰もが 社長に なれるはずです。海外からも CEOオーディションに 参加する 人が 増 えて、彼らが 日本で 起業したら 国内の 多様化にも 繋 がりますから。
斎藤:ぜひ 多くの 方に 参加いただきたいです。そのためにも、私たちも 多くの 方に 参加 もらえるよう、海外と 日本の 参加者で 審査プロセスに 優劣が つかない 工夫もしていけたらと 考 えています。
後藤:ただでさえ、言葉の 壁は 日本で 働くうえでの 大きな 障壁と なっています。弊社で 働 いている 外国人メンバーは 日本語が 上手なので スムーズな
CEOオーディションでは 誰もが 平等に なる 審査プロセスを
後藤:やっぱり、審査員を 日本人ばかりにせず、日本で 起業している アメリカの
斎藤:そうですね。後藤さんのような 若 い 世代で、かつ 海外にも 理解の ある 方が 審査員として 参画してくれるのは、CEOオーディションとしても ありがたいことです。
後藤:ほかにも 海外の 参加者には、英語で プレゼンをする 機会を 設けたり、相性の 良さそうな 日本人の 参加者と ペア組 みできる 仕組 みを 作ったりするのも 良いかも しれません。海外の 方だと 会社の 登記といった 手続 きも 難しいですから。
CEOオーディションの 良 いことは 信頼 できる「パートナー」と「メンター」を 得 られること
斎藤:組み 合わせの 話で いうと、CEOオーディションでは、決勝審査で 科学的な 分析手法(FFS理論)を 用 いて 思考や 行動特性を 把握する プロセスが あります。相性の 良 い 海外の 参加者と 日本人で パートナーを 組んで いただくことも 可能です。
後藤:事業を 立 ち 上げる 上で 難しいこ との ひとつに「適切に 導 いてくれる 大人に 出会うこと」が あります。怪 しい 人も 少なから ずいますから。海外の 方が 日本で 起業したら なおさらです。
斎藤:最悪の 場合、騙されて 事業を 乗っ 取 られたりお 金を だまし 取 られたりする 可能性だって ある。
後藤:その 点、CEOオーディションでは、これだけ 素晴らしい 方々が 審査員、プロデューサー、メンターとして 参画している。最初から こういった方々に バックアップしてもらえる 環境が 揃って いるのは、大きな
斎藤:そうですね。ほかにも 起業に 伴う 書類の 手続きを CEOオーディション側で 行うので、自分は 事業に 専念 できるのも
後藤:そうですね。日本語が 母国語で ない 場合、どうしても 書類関係が 難 しい 作業に なってしまう。日本の 場合、まだ 英語化されて ない 手続 きも 多 いですから。
斎藤:ほかにも 合格者には、Japanese language learners賞として、資本金や 渡航費、1年間の 役員報酬など、提供、就労ビザの 獲得を
後藤:とても 手厚 い 待遇です。これは 海外の 方にとっても 大きな チャンスだと 思 います。
CEOオーディションに 挑戦したいと 考 えている あなたへ
斎藤:では、最後に CEOオーディションに 参加を 検討している 海外の 方へ メッセージをお 願 いします。
後藤:起業することは、良くも悪くも自分で 責任を 持つことです。CEOに なることは、圧倒的な 当事者意識を 得 られる 機会でも あります。これらは、自身を 大 きく 成長させてくれる 大切な ポイントですが、決して 簡単なことでは ありません。それでも 覚悟が あったら
斎藤:そうですね。 特 に CEO オーディションの 場合 、メンターが つくので 失敗 する