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2022.11.24

EVENT

3次審査を通過し、合格を勝ち取った挑戦者たちが集結!「CEOオーディション Challenge Stage」レポート

3次審査を通過し、合格を勝ち取った挑戦者たちが集結!「CEOオーディション Challenge Stage」レポート

みなさんこんにちは。CEOオーディション運営事務局です。

2022年11月3日(木・祝)、東京都墨田区にある情報経営イノベーション専門職大学にてオーディションイベント「CEOオーディション Challenge Stage」が開催されました。今回はその模様をお届けします。

合格者のみが参加できる「CEOオーディション Challenge Stage」

「CEOオーディション Challenge Stage」とは、プロデューサー陣に社長になりたい意志と情熱をプレゼンテーションできる特別な場です。プロデューサーとディスカッションする機会や創業支援などのチャンスを得られます。

プロデューサー紹介

同オーディションに出席したのは、中村 伊知哉氏(iU情報経営イノベーション専門職大学学長)、有賀 貞一氏(AIT コンサルティング株式会社 代表取締役)を含めた計11名。

プロデューサー紹介(※敬称略・順不同)

中村 伊知哉

iU情報経営イノベーション専門職大学 学長

1961年生まれ。京都大学経済学部を卒業後、大阪大学博士課程単位取得退学。その後、MITメディアラボ客員教授や、スタンフォード日本センター研究所長、慶應義塾大学教授を経て、2020年4月よりiU(情報経営イノベーション専門職大学)学長として活躍。「新版 超ヒマ社会をつくるーアフターコロナはネコの時代―」「コンテンツと国家戦略」など著書も多数。

有賀 貞一

AIT コンサルティング株式会社 代表取締役

一橋大学経済学部卒業後、1970年野村コンピュータシステム(現・野村総合研究所)入社。1994年に常務取締役。1997年にCSK(現・SCSK)入社、専務取締役に就任。金融システム事業本部長など歴任し、2005年にCSKホールディングス代表取締役。2008年にミスミグループ本社代表取締役副社長。2011年より現職。中央電力やアイリッジの取締役などを兼務。「日経XTECH」の大人気連載「テクノ大喜利、ITの陣」の執筆メンバーも務める。 

長川 勝勇

公益財団法人大阪産業局 イノベーション推進部 プロデューサー

香川県出身。大学卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)に15年間勤務の後、取引先企業の経営に参画し独立。その後も複数企業の経営に関わりつつ、行政(大阪市等)の企業支援機関で起業・独立開業をサポートしている。

前田 徹也

株式会社ワークスエンターテイメント 代表取締役

株式会社リクルートを経て1989年、友人3人と株式会社インテリジェンス創業。 常務取締役として企業の新卒採用コンサルティングや人材派遣事業・有料職業紹介事業の事業立上げや 支社展開等を主に担当する。後に管理本部担当取締役として人事総務も統括。2006年株式会社ワークスエンターテイメント設立、代表取締役就任。 FFS理論を中心とした組織人事コンサルティング事業を展開。

下村 雄一郎

株式会社未来工房 代表取締役社長
Waara株式会社 代表取締役社長

1978年生まれ 岐阜県出身 岐阜高校 明治大学法学部卒業。大学卒業後、公認会計士第2次試験合格。試験合格後、株式会社エスネットワークスに入社。エスネットワークスにて執行役員に。その後、在籍のまま、三井住友銀行法人戦略部に出向。現在は、「ユメあるヒトを勝手に応援する会社」である株式会社未来工房と気候変動対策に取り組むWaara株式会社を経営。 

中村 誠司

Team Energy株式会社 代表取締役

Team Energyグループ代表 1968年4月生まれ。大学卒業後、大手証券会社へ入社。 「顧客が得する思いを感じてもらえる仕事がしたい」と決意して退職。1993年にコスト削減コンサルティング事業を始め、中央電力の前身であるメリックスを創業し、省エネメーカーを作り特許件数5件取得。2003年に日本で初めてマンションの電力一括受電サービスを開始。翌年中央電力を設立。 2018年「夢と事業が育ちあう森づくり」「共経営」を進めるべく、Team Energy株式会社を設立、グループ経営に乗り出す。

宮嵜 太郎

日本FCファンド  代表

1980年福岡県生まれ。24歳の時に豆腐の移動販売会社「株式会社豆吉郎」を開業資金10万円で創業。フランチャイズモデルで全国展開し、売上100億円(グループ会社累計)を達成、全国最大の移動販売組織を構築・運営する。36歳の時に西日本新聞社に全株式を売却後、都内のベンチャーキャピタル企業参画を経て2021年、自身の経験を活かし、フランチャイズに特化した「日本FCファンド」を設立。

後藤 学

株式会社Helte 代表取締役

1991年千葉県生まれ。幼少期は、カメラマンの母の影響で米国と日本を行き来する生活を送る。大学進学後はワシントンへの留学、インドへの交換留学も経験。在学中に同時に30ヶ国を放浪。卒業後は、自動車業界をはじめ、製造・流通業界などでITコンサルタントとして活躍。その後、2016年3月に株式会社Helteを設立。現在は、「人々の知恵や好奇心を解き放ち世界を照らす」というビジョンを掲げ、日本に住む高齢者と海外で日本語を学ぶ若者をマッチング、世代を超えた異文化交流の機会を提供する「Sail(セイル)」を運営。 

奥田 絵美

株式会社LIVLA 代表取締役
株式会社ママそら 代表取締役

2001年日興証券の営業職、あずさ監査法人での人材開発企画に携わった後、夫の沖縄への転勤辞令と妊娠が重なりキャリアを諦めて専業主婦へ。不慣れな土地での初めての妊娠・出産で不安と孤独な育児、社会復帰の難しさを痛感する。自身の経験から子育て支援・女性のキャリア支援をしたいという想いで2013年4月株式会社ママそらを創業。2017年12月には「多様で柔軟な働き方を創り、個性が価値となる社会へ」をコンセプトに株式会社レーサムと共同出資で、個人事業主と企業をつなぎ新しい働き方を提案する株式会社LIVLAを創業。

 

髙木 秀邦

株式会社髙木ビル 代表取締役社長
株式会社TAKAGIパートナーズ 代表取締役社長
BIRTH代表

1976年⽣まれ。早稲⽥⼤学商学部卒業後、プロのミュージシャンとして活動。その後、信託銀行系⼤⼿不動産仲介会社で営業を務めた後、祖⽗が1961年に興した株式会社髙木ビル⼊社。3代⽬社⻑として、東京都中⼼に⾃社ビル・マンションの設計開発から管理運営までを⼿がけ、「オフィスビルの新たな価値創⽣」を掲げて活動している。⾃社ビルの中で企業が出世していく過程を伴⾛するという経営思想を実現する「次世代型出世ビル」や、個⼈やスタートアップの成⻑を促しチャレンジに伴⾛するコミュニティブランド「BIRTH」など、新しい価値観の不動産プロジェクトを次々と展開中。

河本 和真

一般社団法人ネクストプレナー協会 代表理事

北海道大学経済学研究科会計情報専攻修士課程卒業。在学中、ベンチャー企業の立ち上げに従事。2014年4月、野村證券株式会社入社。2017年にテック系M&Aアドバイザリーに参画。2019年6月より、Growthix Capital株式会社の創業メンバーに参画し、事業再生案件やクロスボーダー案件等幅広いディールを手掛ける。その他、譲渡に備えた財政状態の整備や事業拡大に纏わるコンサルティング業務や、ディール成立後の譲受企業役員として就任し、PMIの構築と実行に従事する実績を持つ。

「CEOオーディション Challenge Stage」の選考は、挑戦者のプレゼンをジャッジしプロデューサーが手持ちのカードを挙げるというものです。

カードは、赤・金・黒の3種類。カードの色によって、出資やメンターなど意味が異なります。各カードの意味はこのようになっています。

・・・出資
・・・メンター
・・・その他

3次審査を通過した合格者51名が参加

記念すべき第1回目の開催となる「CEOオーディション Challenge Stage」には、エントリー数700名の中から最終審査まで勝ち残った51名の挑戦者が参加しました。

挑戦者待機室では、プレゼン資料を修正したり読み返したりと本番を間近に控えた緊張感が伝わってきます。挑戦者のなかには、情報交換を行う方々もちらほら。

タイムスケジュールは下記となっております。

11:00 受付
11:30 審査開始
17:30 表彰式 
18:00 懇親会
20:00 イベント終了

今回は、東京に来れない挑戦者もいるため、オンラインと対面(2部屋)に分かれて審査を行います。

オーディションの様子は動画撮影も行います。テキパキと準備を進める映像スタッフの方々。

いよいよスタート!51名の挑戦者が社長になりたい想いをプレゼン

会場準備が整ったところで、いよいよスタート!早速、各会場をのぞいてみましょう。

最初にやって来たのは、対面会場A。最前列のプロデューサー3名が審査を行います。

審査席に座っているのは写真左から、下村 雄一郎さん、中村 伊知哉さん、有賀 貞一さん。

青山さんの活動拠点である沼津市戸田地区は、深海魚の水揚げ量が豊富なことから“深海魚の聖地”と呼ばれている。


まずは、こちらの女性。深海魚に魅了され、兵庫県尼崎市から静岡県沼津市へ移住したという青山沙織さんです。戸田漁港に夕方水揚げされた深海魚を発送する「深海魚直送便」の活動をおこなっています。

本オーディション最多となる6枚の出資カードがあがり、社長デビューの機会が得られました。

プロデューサー陣も興味津々の様子。社長になりたい想いを熱く語る挑戦者のプレゼンに対して、真剣な眼差しで耳を傾けています。

続いてこちらは、対面会場B室。審査を行うのは写真左から、髙木 秀邦さん、中村 誠司さん、長川 勝勇さん、前田 徹也さんの4名です。

「IT×農業」のほか、ゆくゆくは世界で活躍できるエンジニア育成×無料英語教育を掛け合わせた事業も実現したいと話す。プレゼンを聞いた審査員からは、赤2枚・黒3枚・金1枚の合計6枚のカードがあがった。

日本人の父とソマリア人の母を持つ佐藤ジャマルさんは、日本の食糧ロスに着目し「IT×農業」のビジネスモデルを提案。

「先進国のなかでも日本の食料自給率は38%と非常に低く、食料のほとんどを輸入に頼っているのが現状です。自然災害や輸出国の情勢などの影響を受けやすく、食料の確保が難しくなるかもしれません」と話します。

ジャマルさんは現在は、食品ロスを少しでも減らすためのマッチングサービス立ち上げを考えているとのことです。

「年1回メンタリングを7年間」「起業家の紹介」など、金3枚・黒2枚の合計5枚のカードがあがった。

笑顔が素敵なこちらの女性は、松村 凜さん。「CEOオーディション Challenge Stage」参加メンバーのなかで最年少となる、16歳の高校1年生です。

「現時点では具体的な事業プランはまだないけれど、多くの人を巻き込みながら社会問題を解決していきたい」と社長への意気込みを熱く語っていました。

「ここの場にいることが本当に素晴らしい。明確なビジネスプランがないとおっしゃっていましたが、全然問題ないです。可能性は無限大だと思います」と、松村さんを讃える審査員一同。

隣の会場のオンライン審査室でも、個性豊かな挑戦者の熱いプレゼンテーションが繰り広げられ盛り上がっていました。

地方創生や地域農業の人手不足、教育システムの見直しなど、日本の社会問題を解決したいという方々が多かった印象です。

挑戦者のプレゼンを通じて当事者意識を持つこと、そして何より、失敗を恐れず一歩踏み出す勇気を持つことの大切さを改めて感じました。

個人賞・企業賞の発表!

51名全員のプレゼンが終わり、「CEOオーディション Challenge Stage」も終盤。

本イベントの審査員を務めたプロデューサーやアンバサダー、パートナー陣から、合計22個の個人賞・企業賞が発表されました。

「北海道の特産品プレゼント」「創業時の壁打ち支援」「社長との飲みに行ける賞」「会員制BARの飲み放題食べ放題」などなど。バラエティに富んださまざまな賞が発表されると、会場からは「おぉ!」「やったー!」など笑いと拍手が湧き上がります。

緊張がほぐれ、笑顔を見せる挑戦者。

その後は、挑戦者とプロデューサーが集まって記念撮影を楽しんでいました。

ちなみに、挑戦者の方々が持っているオリジナルパネルは、CEOオーディションの運営チームがこの日のために制作しました。

個人賞・企業賞と各受賞者は以下の通りです。

ここからは懇親会!

乾杯の前に、CEOオーディションのスポンサーであるTeam Energy株式会社の代表取締役 中村 誠司さんから挨拶が。

CEOオーディションをスタートしたきっかけや込めた想い、今後の展望などについて語られました。

中村代表の乾杯の音頭で懇親会がスタート!

会場のテーブルはお寿司やオードブル、サンドウィッチ、バーニャカウダなど豪華なお料理で彩られ、

お酒をつまみながら楽しめるフィンガーフードも用意されていました。

参加者同士、名刺交換をしながらビジネスモデルや挑戦してみたい事業について意見交換し合う様子が数多く見受けられました。

さいごに

今回は、第1回目の開催となる「CEOオーディション Challenge Stage」の様子をお届けしました。CEOオーディションは、2023年から規模を拡大し全国各地で開催する予定です。社長になるという目標を実現できるのはもちろん、人脈作りにつながることもCEOオーディションの魅力です。みなさんの挑戦、お待ちしています!

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